腰痛の予防 筋肉強化--腹筋 

腰椎の前弯が強くなりすぎると腰痛の原因となり
予防するには、筋肉の力で骨盤の前傾を防ぐことが大事

歩行時、骨盤は前後に弧を描くように動く回旋運動
この運動の乱れが、腰椎に負担がかかる
この動きをなめらかにするには、骨盤が強く前傾しないようにしたうえで、
下腹部の筋肉を緊張させながら歩くことが大切

重い物を持ち上げるときなどは、背骨を中心としてからだをしっかり固定することが必要
胸を張って背中をまっすぐにして、腹筋を強く緊張させる

腹筋の強化の方法
1.呼吸の仕方
あおむけ寝で、お腹の下方の腹直筋の両脇を圧迫し、これに対して腹筋を緊張させて跳ね返すようにする
腹筋を固める感覚がつかめたら、その緊張を維持したまま呼吸をくりかえす
呼吸30回を3-5セット程度
2.上体起こし
仰向け寝で、息をすい1の呼吸の方法で、下腹の腹筋を緊張させる
手を伸ばし、息を吐きながら指先がひざに届くまでゆっくりと上体をおこす
つぎに下腹部を緩めずに、息を吐きながら上体をゆっくりと下ろしていく
背中が床に着くと息を吸う