股関節は身体を支える、そして立つ、歩くなどの動作の要となる部位であります。
痛みがなくても、しゃがんだ姿勢から立ち上がる時に支えを必要としたり、脚の爪切りが辛く感じる時
要注意です。
また膝痛や腰痛もちの人でなかなか改善しない人は股関節に注意してみてください。
筋肉の強化と、太り気味の人は減量で、股関節への負担を減らすことができます。
股関節に負担のない運動、それも簡単にできるのはウオーキングです。
ただし、正しいフォームでが肝心、着地時にはかかとから、そして重心をかかとからつま先へと移し、
つま先で蹴るようにして歩きます。
そのとき背筋を伸ばし良い姿勢を保つことです。
足首やひざ、背骨や腰骨などにかかる、歩行による衝撃をやわらげ、股関節への負担も軽くなります。
良い姿勢を維持するためには、筋力が必要です。
下半身の衰えはよく耳にしますが、上半身もまず腹筋、次に背筋の順に衰えていくので
そこも鍛えることが、正しい姿勢を保つのに欠かせないものになります。