筋力は年令とともに低下していきますが―-高齢になってもスポーツを楽しんでいる人は
たくさんいますので、身体をきたえることは年をとっていても可能です
筋力や体力の維持は生活習慣によるところが大きいです
筋肉量が減り端的に筋力が衰えて、日常の身体動作で支障をもたらす状態をサルコぺニアと
いうそうです
予防医学で近年特に注目されています
サルコペニアは歩行の速度、握力、筋肉量などを測定し診断されますが
兆候があれば早いうちに運動や栄養補給などで対策をという考え方です
筋力や身体動作の機能が衰えると転倒しやすくなります
70才以上で3人に1人が年に1回以上転倒し、そのうち5%の人が骨折といわれています
骨折するとそれをきっかけに、寝たきりなどになる人が少なくないそうです
筋肉が減ると筋力や身体機能が衰えるだけでなく、糖の代謝が悪くなり
生活習慣病のリスクが増えます
運動する事、筋肉の栄養をきちんと摂る続けることが、健康長寿につながっていきます